恋愛は「与える」よりも「気持ちを引き出す」ことが大事
恋愛って、どうもうまくいかないな…と感じるとき、多くの男性が陥りやすい考え方があります。
それは、「何かを与えなきゃ女性の気持ちはつかめない」って思い込んでしまうことです。

これは誰でも陥りがちになる罠なんですよね
たとえば、高級なプレゼントを用意したり、オシャレなレストランに連れて行ったり。
もちろん、そういった行動自体が悪いわけじゃありません。


でも、それだけで相手の気持ちを動かせるかというと…それはちょっと違うんじゃないかと思うんですよね。
物や行動だけじゃ、気持ちはつかめない
たしかに、何かを「してあげる」って行為は、最初は喜んでもらえるかもしれません。
でも、それが心の深いところに響くかどうかは別の話です。
下手をすると、「この人は物で気を引こうとしてるのかな」って、ちょっと引かれてしまうこともある。
つまり、“与えること”に頼りすぎると、逆効果になりかねないというわけです。
私も若い頃は女性にお金さえ使えば、こちらのことを好きになってくれると本気で思っていた時期がありました。
じゃあ、どうすれば女性の心にちゃんと響くのか?
僕なりに感じているポイントをまとめてみました。
共感する姿勢を忘れない
まず大事なのは、相手の話にちゃんと耳を傾けることです。
ただ相づちを打つだけじゃなくて、「ああ、それは大変だったね」とか「そう感じたんだね」と、ちゃんと気持ちに寄り添う。
これは男性相手でも同じだと思うかもしれませんが、女性は特に共感してほしいと感じる特性があるので、ここは注意した方がいいです。
簡単なようで難しい、しかも忘れてしまいます。
そういうやり取りの中で、相手との距離は自然と縮まっていきますからね。
自分らしさをちゃんと出す
とはいえ、相手に合わせすぎると、逆に何を考えているのか分からないって思われることもあります。
自分はこう考えている、自分はこういう人間だってことを、自然なかたちで伝えていくこと。
相手を否定することはNGですが、相手を傷つけないようなかたちで自分の個性を出していくというのが大事だと私は思いますね。
その“個性”に惹かれるっていうのは、恋愛ではすごく大きなポイントだと思います。
一緒に楽しめる時間を大切にする
何をするかよりも、「誰と過ごすか」が大事だったりしますよね。



ありきたりな表現で申し訳ないですが、実際そうなんですよね
だからこそ、高価なものじゃなくてもいいから、一緒に笑えるような時間をつくる。
たとえば、一緒に料理したり、散歩したり、ちょっとした趣味を共有したり。
そんな何気ない時間が、実はかなり重要で、お互いの心のつながりを深めてくれるんだと思います。
誠実であること
自分を良く見せようと無理をしたり、ウソをついたりするのは、あとで必ずボロが出ます。
誠実さって、言葉じゃなく行動で伝わるものです。
誠実でいようとする気持ちが、信頼につながり、そこから本当の恋愛感情も育っていくんじゃないかと思います。
恋愛って「共有すること」だと思う
恋愛って、何かを“与える”というよりも、何かを“一緒に感じる”“共有する”ことが本質だと僕は思っています。
お互いの気持ちに寄り添って、いいときも、ちょっとしんどいときも、一緒に過ごしていく。
その中で、自然と絆が生まれて、恋愛感情も育っていくものなんじゃないでしょうか。
最後に
男性ってつい、わかりやすいアクションに頼りがちです。
でも、本当に大事なのは「相手の気持ちにちゃんと向き合う」ことなんですよね。
相手がどんなことで喜んだり、不安を感じたりしているのか、そこに寄り添えるかどうか。
そこにこそ、恋愛の本当の意味があると僕は思っています。
見た目や物じゃなく、心の通い合いを大切にしていけば、きっといい関係が築けるはずです。